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診療科
一般眼科

ドライアイ
目を酷使したり、乾燥した室内に長時間いると、目の表面を潤す涙が蒸発したり、分泌量が減少して角膜が乾燥します。その結果、角膜への酸素や栄養素の供給が不足し、目の疲れやかゆみ、異物感、充血などのトラブルが発生します。
アレルギー疾患
症状としては、目のかゆみ、充血、涙が出るなどがあります。アレルギーには、花粉症などによる季節性のものと、ハウスダストなどによる通年性のものがあります。治療法としては、アレルギーの原因物質をできるだけ避け、点眼薬で治療します。


白内障
加齢などが原因で、水晶体が濁ってしまう病気です。この濁りは元に戻らず、進行すると老眼鏡をかけても細かい文字が読めなくなり、視界が霧がかかったように暗くかすみ、光がまぶしく感じるなどの症状が現れます。白内障は日帰り手術で治療可能です。
緑内障
緑内障は眼圧が上昇して目の神経に障害が起きる病気です。しかし、近年では眼圧に異常がない正常眼圧緑内障も増えています。視野の一部が欠けたり、光の周りに虹が見えたりする視界の異常に加え、疲れ目、強い目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が現れます。


糖尿病網膜症
糖尿病は近年増加している病気であり、その合併症として糖尿病網膜症があります。糖尿病により網膜の血管が障害され、眼底出血が起こります。気が付かないうちに進行する為糖尿病と診断されましたら、眼科で定期的な眼底検査を受けることをおすすめします。
小児眼科
遠視

お子様の強い遠視が弱視につながる可能性があります。ただし、通常の検査では調節力が強いため、遠視が隠れてしまうこともあります。そのため、目薬を使用して調節力を一時的になくし、遠視を正確に検査することがあります。軽度の遠視であれば、成長に伴い度数が軽くなり、近視に変わることもあります。いずれにしても眼科で定期的に経過を見ることが大切です。
近視

近視は、網膜よりも前でピントが合っている状態です。近視の場合、近くの物は見えますが、遠くの物がぼやけて見えにくくなります。近視の原因には、遺伝(親が近視である)や環境(近くを見る時間が長い、屋内での時間が長い、外での活動が少ないなど)が関わっています。近視を予防、進ませない為に外に出て日光を浴びる、近くを見る作業は30センチ以上距離を離す等が重要です。
斜視

斜視とは、片目が物を見ているのにもかかわらず、反対側の目の視線がずれている状態です。斜視には、内側にずれる内斜視、外側にずれる外斜視、上にずれる上斜視、下にずれる下斜視などがあります。斜視があると、弱視になったり、物を立体的に見る力が十分に発育しない場合があります。内斜視の治療は適切な度数のメガネをかける、手術、外斜視は、調節力をなくした状態で検査してメガネをかける、輻輳訓練、手術等があります。
弱視

視力が十分に発達していないため、メガネをかけても視力が改善しない状態を指します。視力が発達する為には、網膜の中心に像が正確に映る状態で目を使うことが重要です。つまり、鮮明でぼやけていない像を見る練習を繰り返すことが必要であり、それによって脳も成長します。弱視の治療には、一般的に7歳から8歳までの間に最も効果的な反応が見られると言われていますので、治療を早めに行うことが重要です。
結膜炎

結膜炎は、白目の表面からまぶたの裏側までを覆う粘膜「結膜」が炎症を起こした状態です。細菌性、ウイルス性、花粉やハウスダストなどのアレルギー性など、さまざまな原因によって特徴が異なります。ウイルス性結膜炎は非常に感染力が強い為、早期に診断し感染を広げないことが重要です。一方、アレルギー性結膜炎は重症化すると長期化し、治療が困難になることがあります。
ものもらい

まつげの生え際にしこりができたり、まぶたが赤く腫れあがるなどの症状が現れるものもらいは、「めばちこ」や「めいぼ」、「めもらい」など、地域によってさまざまな名称が付けられている身近な病気です。ものもらいには、大きく分けて2種類あり、点眼薬や内服薬による治療 、場合によっては手術が必要なこともあります。そのため、眼科を受診して適切な治療を受けることが重要です。